予防歯科と歯周病
予防歯科について
PMTCと歯科衛生士による歯のクリーニング
- 痛くなったから治療をしよう｡
- 歯肉が腫れたから治療をしよう｡
となる前に､虫歯や歯周病にならないように歯科医院やご自宅で予防することがとても大切です｡
湯澤歯科では､歯科衛生士が､患者さんに合ったクリーニング（PMTCに誓い内容の処置）を行っております｡
- 患者さんに合った歯ブラシ選び
- ブラッシング方法
- 歯のクリーニング
- 歯と歯ぐきの歯石除去
- 歯肉炎チェック
残念なことに､ご自分での歯磨きだけでは虫歯の原因となるバイオフィルム(台所の滑りのようなもの)やお茶やコーヒー等の汚れ(色素)をとり除くことができません｡
永く自分の歯で咬めるように､歯の定期検診を受け歯の健康を守る事が、体の健康にも繋がります｡
最近では定期的な治療予防をする事でその人の年間医療費が少なくなる事が明らかになっています。
咬み合せと歯周病について
当院では歯周病の観点として口の中だけを診ず、全身との関わりを持っていると考え、患者さんに合った治療を目指しております。歯周病と糖尿病との関連性が認められ、歯周病が十度になると糖尿病も重症化する事もあります。又、逆に糖尿病が重症になると歯周病の進行も速くなります。
原因としては、本当に歯垢、歯石由来のもの(細菌も含む)と咬む事で引き起こされる歯ぐき骨への外傷、歯ぐきはもともと体の一部でその中には血管が入っていますので、そこに流れる血液の量の問題、最後は血液の質の問題(体の免疫量の低下)を考えています。
これらが明らかにされないと、本当の歯周病の治療方針は立たないですし、又、実際、非常に難しい事と思います。
なるべくこれ以上悪くしない様に努力しますが、本来、患者さんの努力が一番必要と考えております。
一緒に良い方向にもって行けると良いですね。
